もともと、オンラインショッピングは着心地やサイズに左右されるファッションアイテムではなく、電化製品などの標準化しやすい製品を購入するためにつくられたものです。
この20年間でその構造に大きな変化は起きていません。様々なファッションアイテムをオンラインで購入することができる現在でも、商品ページにあるのは必要最低限の情報と購入ボタンだけ。ECユーザー体験はないがしろにされてきたのです。
そんなファッションECの現状を見直した時に、私たちが注目したのがデータの活用です。データ収集に力を入れているブランドやアパレル企業は多くありましたが、集めたデータを生かしてそれをユーザー体験につなげられていなかったのです。
これこそが、私たちが解決すべき課題でした。
心から満足できるファッションとの出会いを」このミッションのもと、Virtusizeは、誰もが自分らしいサイズ感をみつけることができるソリューションを提案し、さらにはサイズという枠を超えた理想のアイテム探しをサポートしています。
Virtusizeのサービスを利用されている毎月300万人のユーザーとともに、新しいファッションECのカタチを創造しています。
アジアのテクノロジー企業におけるマネジメントやグローバル企業向けマネジメントコンサルティング領域において豊富な経験を持つ。スウェーデンのエリクソンで北東アジア事業開発部門に勤務した後、国際的コンサルティング会社ビジネススウェーデンにてザウンドインダストリーズ(Zound Industries)やスポティファイ(Spotify)などスウェーデン企業のアジア市場拡大を支援。バーチャサイズではファッションEコマースの新常識として同社のデジタルフィッティングサービスの日本での導入を牽引する。2019年、経済誌『フォーブス』日本版(Forbes Japan)の“Top 200 Superstar Entrepreneurs(スーパースター起業家トップ200)”に選出された。
トヨタ、イケア、ソニー、カートゥーンネットワーク、ディズニー、ボルボなどの世界的ブランドによる数々の賞を受賞したプロジェクトにクリエイティブテクノロジストとして関わる。仏大手制作会社カーサス・ベリ(Casus Belli)でのCTOや、Googleとのプロジェクトにおいて受賞歴のある国際的な制作会社ファンタジーインタラクティブ(Fantasy Interactive)で役員職を経験。複合現実(MR)やオムニチャネル、店舗連携などの領域で高い専門性を持ち、前職ではデジタル分野のコンサルティングを行う「デロイトデジタルスカンジナビア(Deloitte Digital Scandinavia)」開発部門の代表を務める。
楽天のコアデベロッパーとして「楽天グローバルマーケット」を開発した後、UnionPayではプロダクトマネージャーとして活躍。
2017年にVirtusizeにバックエンドエンジニアとしてジョインして以来、全てのプロダクトの根幹を支えるデータベースの設計と管理を担当。また、ユーザーのインタラクティブデータを可視化する分析システムの構築、そしてグローバルなバックエンド開発チームのマネージャーとして従事しています。プライベートでは休日に子供とサッカーをしたり、親子バンドで楽器を演奏することが趣味。
フランス生まれ。
国内最大手の海運会社で用いられる自動車専用船の業務システムの開発チームのSEとしてキャリアをスタート。民泊・ホテル運営業務の一元管理システムやデータサイエンスに基づくマーケティング分析ツールなど幅広い分野の日本企業でテックリードやCTOを務める。
Virtusizeでは日英仏と多才な語学力を活かして、多国籍のITエンジニアの育成に尽力。フロントエンドからバックエンドまで、最新の技術に取り組むテクノロジーエンスージアスト。
素粒子物理学者としてキャリアをスタートさせたインガは、4年間大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の陽子衝突データを分析し、ヒッグス粒子の痕跡の探索に従事した。LHCでは、衝突のデータをストレージに送るか破棄するかを200ミリ秒以内に判定するソフトウェアも開発。
博士号を取得後、彼女はニューヨークでデータサイエンティストとして40以上のマーケットで使われている高度な広告取引プラットフォームのアルゴリズムを構築。そして拠点をニューヨークから東京へ移し、現在はオンラインショッピングの課題を解決するデータサイエンスチームのリーダーを務めている。
国内大手海外ファッション通販サイトの「バイマ(BUYMA)」にて、MDとしてデータ分析や施策立案、新機能開発など幅広い業務を経験。
その後イタリアを代表するファッション通販サイト「ユークス(YOOX)」にて日本のストアマネージャーとして本国と連携し、日本リージョンの売上最大化に貢献。マーケティングやCRM施策、ローカライズ、プロダクト開発などファッションEコマースに関わる重要な業務に精通。
Virtusizeは、ファッションへの情熱を持つ仲間たちと共に、スウェーデンで設立されました。ファッションECが登場した当初、指先一つで世界中のファッションアイテムを買える新しい技術に人々は心を躍らせました。限りない商品の選択肢を目の当たりにする一方で、そこには煩わしさもありました。サイズを迷いながら注文し、やっと届いた服を着てみたらがっかり…私たちは解決策を模索し始めました。そこで着目したのが、データの活用です。商品情報を収集し、服のイメージに採寸データを重ね合わせることで、全くあたらしいファッションアイテムの検索方法をつくることができないか?そこがすべての始まりでした。オンラインで服を選ぶときの最大の課題は「自分に合うサイズ感をみつける」こと。まず、最初に解決すべきものはこれだと確信していました。そこで、世界有数のパターンメーカーやECサイトに協力を仰ぎ、Swedish School of TextilesやAcne Studiosのような初期のクライアントと共同研究に取り組みました。その後、アジア市場におけるVirtusizeの需要は大きく増加。私たちは、2018年に本社を東京に移し、開発者やデザイナー、データ科学者を有するチームと共に成長を続けています。